興味のない相手から、延々とお誘いや好意を伝えるLINEが来て疲弊感や恐怖を感じたことはありませんか。また、無言電話や連続したメッセージ等も、不快感や恐怖を覚えますよね。
今回は、しつこいLINEストーカーの実態と対策について説明します。
ストーカー被害に遭うことで、精神的不安やトラウマを受けたり、実際の被害を受けたりする可能性があります。対応が遅れると、それだけ被害を受ける確率が高まります。そのため、警察や弁護士に相談し早期解決を図ることが重要です。
ストーカーの規制対象とは
ストーカーとは、相手に好意や恨みを持つことで、執拗につきまといやメールなどの迷惑行為を行うことです。
多くの加害者は、相手との関係性を妄想して現実との区別がつかなくなり好意を持っていたり、ほんの些細なことでも「否定された」と認識して恨みを持っていたりします。
または、元恋人や元夫婦など、一時期は互いに愛情を持っていた関係性が悪化し、諦めきれずにストーカー行為を行ってしまうケースもあります。
いずれにせよ、被害者側が単独で相手の精神状態を推測したり、対策したりできる事案ではありません。
ストーカーの規制対象の行動内容とは、「つきまとい、待ち伏せ」「面会、交際要求」「無言電話、連続したメールやLINE等の連絡」「名誉を傷つける行為」「監視していることを伝える」「乱暴な言動」「不快なものの送付」「性的羞恥心の侵害」の8つに大別されます。
LINEで自分の好意を伝えたい一心で数多くのメッセージを一方的に送っていると、気付かぬうちにストーカー行為に該当してしまうことがあります。
しつこいLINEストーカーの実態
LINEストーカーとは、具体的にはどのようなことをするのでしょうか。
以下のような内容は「しつこい」「ストーカー」と感じられ、相手に恐怖や不安を与えます。
感情のコントロールが出来ないほど相手に好意を抱いてしまう人は、このような行動を取っていないか見直してみましょう。また、被害を受けている人は、後述する対策を行ってみてください。
返信をしていないのに立て続けに連絡が来る
被害者側に会話する気がなく、メッセージを無視しているにも関わらず立て続けに連絡が来るケースです。返信がない時点で関わりたくないという意思表示ですが、それをくみ取らずにメッセージを送り続けるのはストーカーの特徴です。相手の気持ちを考えず、自分の目的(話したい、仲良くなりたい)を押し付けようとします。
私生活をしつこく聞き出そうとする
電話番号や住所、今どこにいるのか、どこで働いているのか、恋人はいるのか等について、こちらが情報開示する意思がないにも関わらず聞いてくることがあります。断ってもあまりにしつこい場合、無視をするか第三者に介入してもらうようにしましょう。
そこまで執着してくる人に対して情報を教えてしまった場合、それを基にさらにストーカー行為がエスカレートするかもしれません。
しつこいからもう教えるか…と折れるのではなく、教えたくないことは伝えないようにしてください。
電話に出なかったり返信がなかったりすると怒られる
恋人関係でもないのに、電話や返信の対応が遅いと怒ってくる人もいます。このような人は、相手との関係性を恋人などと妄想・勘違いをしている可能性があります。自分の都合の良いように妄想し、現実との区別がつかなくなり行動に移してしまうのはストーカーの特徴です。
LINEストーカーの対策
危険だと感じた相手とLINEをすることはなるべく避けたいですよね。
とはいえ、学校や職場でよく顔を合わせる人のためブロックはしづらかったり、逆上が怖くて無視できなかったりする場合もあるのではないでしょうか。LINEストーカーに対して、どのような対応をすればよいか説明します。
好意がないことを明確にする
例えばどこかに出かけることを提案された場合に、「お誘いは嬉しいのですが、その日は予定が合わなくて…」と断った場合、相手は自分自身に好意を抱いてくれているのではないかと思う可能性があります。
きちんと、「相手に好意がないこと」「恐怖や迷惑を被っていること」「もう連絡はやめてほしいこと」を伝えることが大切です。あまりに続くようであれば、「これ以上連絡が来るようであれば警察に相談する」と伝えてみるのも手です。
現在地が分かるような内容は伝えない
LINEを基に、現在地が分かるような内容はやり取りしないようにしましょう。
待ち伏せの原因になる可能性があります。「いま○○にいる」という具体的な内容でなくても、例えば天気の情報や、周りにあるお店の情報についてぽろっと話をしてしまうと、それらの情報を組み合わせて大体の活動エリアがバレてしまう可能性があります。
自分の居場所が推測されないよう、細心の注意を払うことが大切です。自分が想像もしなかったところから居場所が特定されます。
なんでもない写真だとしても、標識や道路、看板等から簡単に特定できます。基本的に自分のことは教えない、リアルタイムな話はしない、写真は送らないようにしましょう。
急な無視やブロックは危険な場合もある
あまりにしつこいLINEが来ていると、無視やブロックをしたくなりますよね。
しかし、急にこのような対応をすると危険なタイプの相手もいます。
特に、相手への執着心でストーカー行為を行っている場合、諦めきれずに別の手段を取ってくる可能性があります。LINEが繋がらなくなったため電話で、別のSNSアカウントで、そしてそれも叶わなくなれば対面で、といった風にエスカレートするかもしれません。
ストーカーからすると、なぜ突然拒否されたのか理解できず、余計に執着心を煽る原因になる可能性もあります。無視やブロックをすることには慎重になりましょう。
メッセージを証拠として取っておき、第三者に相談する
ストーカー被害が深刻化し警察や弁護士に相談したい場合、LINEのメッセージは明確な証拠になります。
また、警察がストーカーに警告を行う場合にも、「拒否したが、それでもつきまとい行為が継続されている」という事実が必要です。「被害者側が拒否する意思があった」という証拠としても、メッセージは取っておくようにしましょう。
まとめ
ストーカーを行う人は、被害者が想像できるような正常な精神状態ではありません。
異常な執着、妄想、思い込み、恨み等を抱えています。
そのため、個人で解決しようとせず、第三者の介入を求めることが重要です。どこに相談すれば良いのか
分からない場合は、#9110に電話をすることで、相談者の不安を解消するために必要な措置をとってくれます。警察への相談により、犯罪被害の未然防止に繋がったケースも多くあります。
不安がある場合には抱え込んで一人で対応することがないようにしましょう。
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